時間に縛られないスローライフ ~ ラフェルムができるまでのストーリー ~

南フランスの風景を日常の暮らしに再現することをテーマとしているラフェルム。

フランス産の素材や職人手作りのアイアン部品、独自のエイジング技法など、アンティークテイストにこだわった家づくりが自慢です。現在では、おかげさまで多くの皆さまからお声がけをいただき、ラフェルムが描く魅力的なフランスの風景を日本各地の住まいにお届けさせていただいています。

今回は、そんなラフェルムの家づくりのこだわりやビジョンについて、より多くの方々に知っていただきたいという想いから、ラフェルムの成り立ちから現在に至るまでについてご説明させていただきます。

いわば、私たちラフェルムの改めての自己紹介。

現在展開しているラフェルムのメディアなどのご紹介も交えつつ、少しでも興味や共感を持っていただだければ幸いです。ぜひお時間のある時に、ご一読ください。

『ラフェルム』の原点

まず、ラフェルムの歴史の原点についてご紹介します。それは、2009年に岐阜県にあった小さな工務店に一件の相談が入ったことに始まります。

「古いボロボロの木を使った古民家風の家を建てたい」

とあるご家族からのそんな漠然としたイメージから、そのイメージに合う家づくりの実現に動き出しました。そのご家族は、ご夫婦と愛犬での3人暮らし。 お話を進めていくと雑貨や古いもの、手作りのものが好きということがわかりました。

ご家族の希望や趣向などをしっかりと時間をかけてすり合わせ、「統一感を持たせながら部分的でなく住宅全体で徹底的にこだわる」というテーマで家づくりを行いました。

このお家が記念すべきラフェルムの第1棟目です。

ちなみにこの時点では、「フランスの片田舎」といったキーワードはまだ生まれていませんでした。

ラフェルムの原点 第1棟目オーナー様のお家

「フランスの片田舎に暮らす」というコンセプトの誕生

オーナー様の希望に合わせた第1棟目は、徹底したこだわりによってとても魅力ある住宅に仕上がりました。ここに着想を得て、より具体的なイメージを探求していく中で「フランスの片田舎に暮らす」というコンセプトに行き着きました。

フランスの片田舎では人々が丘陵地帯で慎ましく暮らしており、そこには時間に縛られない、素朴な暮らしを楽しむ『スローライフ』な風景が広がっています。

コンセプトとなったフランス風景イメージ

▼参考イメージ動画『フランス・オーヴェルニュ地方の羊飼い』
Organic sheep farm, Auvergne France

この風景を日本の家づくりにも反映させ、穏やかでスローな暮らしを提供したいという想いのもと、『ラフェルム』というブランドは誕生しました。

具体的な家のビジュアルイメージは、「フランスの片田舎にたたずむ古い農家」として、代々修繕を加えながら受け継がれてきたような深みある家をコンセプトに。

長い年月を経過したもの特有の、味わいある素材感を活かした家づくりを開始しました。

補修した石造り壁のような漆喰の塗り感、むき出しの天井の梁、
やさしい照明など、現地の農家の特徴を徹底して再現

その後、2011年にラフェルムFC(フランチャイズ)を立ち上げ、愛知・岐阜からラフェルムの棟数を重ねていきました。

ブランド名『ラフェルム』について

ラフェルムというブランド名は先に述べたコンセプトから生まれました。

ラフェルムとはフランス語で「la ferme = 農場」という意味で、フランスの片田舎に佇む農家とそれを囲む風景を再現するという思いが込められています。

合わせてブランドロゴもそのイメージに合わせて作成しました。子羊と杖を持った羊飼いの少年、そして牧羊犬をシルエットとしてロゴに使用しています。

ロゴ

ラフェルムを構成する3つのシリーズ

ラフェルムのブランドには、それぞれ特徴を設けた以下の3つのシリーズがあります。それぞれについて簡単にご紹介しましょう。

  • ラフェルム
  • ラフェルムリヴァージュ
  • プティラフェルム

ラフェルムシリーズ共通の特徴

3つのシリーズ全てに共通する特徴について、まずご説明します。

素材感・質感

木・石・タイルなど天然素材にこだわった家づくり。天然素材ならではの風合いを感じてもらう仕上がりに。

手作り感

片田舎の農家に見られる存在感のある梁を活かした手作り感のある住宅。エイジング加工を施したウッド材を使用して天井梁を再現します。

個性的な間接照明

古さを感じさせる農家風な家には、優しい明るさで彩ってくれる間接照明が最適。アンティークさを感じられる個性的で美しいデザインの照明は、雰囲気づくりにも役立ちます。

シリーズ①:ラフェルム

ラフェルムシリーズは、原点から生まれたブランドの中心的なシリーズです。何十年も前から建ってるような古めかしさを感じさせる住宅で、素朴な暖かみや重厚感あるデザインが特徴です。全体的に男性的な趣きがある作りをイメージしています。

第1棟目のお家に関して動画でもご紹介しています。ぜひご覧ください。
▶動画はこちら

シリーズ②:ラフェルムリヴァージュ

ラフェルムリヴァージュは長い年月を経たような家をイメージしつつ、優雅さや上品さを感じさせるデザインが特徴のシリーズです。全体的に白を基調とした色合いで明るさ感じる住宅は、女性的な印象を与えてくれます。

ラフェルムリヴァージュの施工事例動画もございます。ぜひご覧ください。
▶動画はこちら

シリーズ③:プティラフェルム

プティラフェルムは、経年感を感じさせるデザインとしつつ、よりシンプルでどんな方でも馴染みやすいデザインコンセプトのシリーズです。さりげないかわいさを覗かせる空間づくりで、全体の色合いもライトとダークの2つからお選びいただけます。価格帯も他の2シリーズよりおさえめなので、より身近で検討いただきやすいシリーズです。

プティラフェルムにてお家を建てられたオーナー様の事例紹介&インタビュー動画もございます。ぜひご覧ください。
▶動画はこちら

現在のラフェルムまでの歴史

ここまでで、ラフェルムの成り立ちやブランドについてご説明しました。

最後に、現在に至るまでの大まかなストーリーをご紹介します。

2017年に、ラフェルムブランドの運営元が大鎮キムラ建設株式会社に移り、ラフェルムFC運営本部となりました。そのタイミングで、 岐阜県で運営をしていたアンティーク雑貨店の在庫を引き継ぎ、名古屋市中村区名駅に販売拠点を新設しています。合わせてラフェルムサポートセンターを併設し、ラフェルム名古屋ショールームをオープンしました。 ここで現在の拠点体制が生まれています。

2019年には、 ラフェルムのオンラインショップ「laferme.shop」を開設しました。このショップはアンティーク家具や雑貨など、ラフェルムの住宅に最適なアイテムを豊富に取り揃えています。ご興味のある方は、ぜひ覗いてみてください。

▶オンラインショップ「laferme.shop」はこちら

また、同年には北海道苫小牧市にモデルハウスを建設し、 ラフェルム東京サテライトオフィスも開設するなど、全国各地に拠点を広げています。

さらに、より多くの方々にラフェルムの魅力を知っていただくため、Instagramを中心としたSNSアカウント運営も開始しました。現在では、おかげさまで多くの方々にフォローなどいただいておりまして、より手軽にラフェルムを感じていただけるようになりました。

以下にリンクをまとめていますので、各種SNSに関してもぜひご覧になってみてください。

そして、今年2020年には 北海道札幌市にさらに新たなモデルハウスの建設もいたしました。また、ラフェルムの各拠点外のお客様向けサポートサイトとして「laferme online」を開設し、現在のラフェルムの形が出来上がっています。

まとめ

以上、簡単ではありますが改めてラフェルムについて、その成り立ちからご紹介をさせていただきました。いかがでしたでしょうか。

ラフェルムの原点に遡り、そのコンセプトの根底にあるのは「お客様に豊かな暮らしをお届けする」という想いです。その想いを叶えるものとして、ラフェルムでは「穏やかでぬくもりを感じるフランス風の住まいづくり」をご提供しています。

ここで少しでもご興味をお持ちになられた方は、各種サイトやSNSからでも結構ですので、ぜひラフェルムのお届けする魅力ある暮らしを覗いてみてください。